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タロットの魔女マニアックス.12

シリーズ12本目 ベストカップルを探る。

2分に1組が離婚する時代にあって、一般的な理想の夫婦像というものは捉えにくくなっている。

必ずしも、結婚が人生の幸福の最大値であるといいたいわけじゃない。
離婚決定の瞬間が人生の最大の幸福の日みたいな人もいるかもしれない。

そんな人それぞれのことはサテオキ
本書にある さまざまなカップルをマニアの視点で観察してみたい。

No.1,2
━━━━━━━━━━━━━━━━
▼安西ナオコの両親と娘ナオコの章
━━━━━━━━━━━━━━━━

▽男

この夫婦は、男がサラリーマンだった頃、よく足を運んだ喫茶店で、落ち込んだ時に、
  • マスターに愚痴を聞いて貰ったことで、また頑張ろうという気分になれたこと。
  • 愚痴をいう側から聞く側になりたい。
という動機で喫茶店経営を始めた、と語るシーンがある。(14頁)

果たして男が妻には愚痴をこぼさない、こぼしにくいということは多い。
それが、男独自のものなのか、女の寛容さとの因果関係は、現代の謎でもある。

男は、女と共に働き、順風満帆のまま、14年後に、心臓を患い発病から半年で他界した。
この男の人生は幸せだったようにも見える。

▽女

女は、娘が15歳になると、夫と二人三脚でよく働き、5年で開店資金にあたる設備投資の借入金を完済した。
男が倒れたあと半年にわたり介護を続け、同じ病で1年後に男の元へいった。
この女の人生はあまり語られていないが、自身は幸福であったようにも見える。

この夫婦は、「どんなに忙しくとも笑顔を絶やさなかった」と娘の証言があるように、
人当たりがよい夫婦である一方で、教育方針では、崇高なる理想が娘の自我を拘束しつつも教養と知性を授けた。


男が家庭内で愚痴をこぼさなかったという姿が、
「理性を守り抜かねばならないという厳しい束縛を自らに強いる(27頁)
ように感情を抑える娘に育てたともいえる。

▽娘 ナオコ

感情を平素より抑制し続けると「恋愛や結婚に対する憧憬」は育ちにくく、
適齢期を迎えても、「全く私の焦燥感を煽りません」といわしめてしまう。


娘であれば、そういう「両親のような結婚をしたい」
という願望はなかったのだろうか、とふと思った。

この夫婦と娘との関係は、適度な距離を保ちながら長年均衡を保っている。
娘自身が、よく考え、自ら意思決定できたようにはみえる。

ところで、親子仲が良すぎるのは、
娘の「婚期を遅らせてしまう」という現象を生み出すのは珍しくないような気がする。

  • 特に居心地のよかった会社に29歳まで勤めていた。
  • 介護と親の店の手伝いのために仕事を辞めてしまった。
  • 辞めた結果、当時の恋人とも疎遠になり自然消滅してしまった。

恋愛が終わったあとなら、なんとでも言えるのだが、
居心地のよい会社の介護休業を93日、その後、介護短時間勤務で6時間出勤に切り替えて、夕方から店に出る。
という働き方を選んでいたなら、恋愛は続いていたかもしれない。

別れるべくして別れたのかも知れないが、この自然消滅の背景には、
娘自身の環境の変化に伴う恋愛への執着の減退によるものだと思う。
彼が気の毒だと思ったのは、同じオトコだからだろうか。

会社では、その人柄と女性としての魅力に、少なくとも3人以上の男に言い寄られたことを考えれば、
退職を引き留めた関係者も多かったのではないか。

それを振り切ったのも、決断したのも娘自身である。

この29歳での決断は、結果的に仕事と恋愛の両立を破綻させた。
その後、親の店を継いだものの、
「私の人生、これでいいんだろうか」
と35歳まで悶々と生きていくこととに繋がった。

この選択は現代においてもありがちだ。
オレも転職にあたっては両立を目指さずAorBとしてしまった。

当時は、社会情勢も会社の支援体制も、働く側の事情には配慮のなかった時代。
人口減少の現代にあっては、この娘のように、人望も能力もある人材の流出は、
会社にとっては大きなロスになるという風潮に変わりつつある過渡期だ。

35歳の娘が独りで悶々と生きる。
ということを、一般的な親ならば積極的には望んではいないだろう。

20代のうちに、親離れ・子離れをしておけ。
という警笛にも読み取れるし、

働く女性が、自身以外の事情でキャリアデザインを中断して退職せざるを得ない世の中の仕組み。
への苦言とも受け取れる。

ただ、人は、恋愛がうまくいこうがいくまいが、それは自己責任である。
世の中が恋愛中心にまわっているわけではないことを、誰もが大人になって知るだろう。


なーんだか、ベスト夫婦の話を書くつもりが、とんでもない話になってしまった(笑)




ayashibito040.gif 後味いまいちで すいませーん。


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はるき♪

筆者:黒い彼//HN:はるき♪ 
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