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タロットの魔女マニアックス.9

9作目

書く度に、書きたいアングルが変わる。
頭を真っ白にして、何度でも向き合うことができるのが、本書のよさのひとつである。

オレの引き出しの数が多いのではなく、
良書に触れるということは、そういうことなんだと。

1冊の本でもいいし、
同じ物語について語り合える。というのは至福のひとときだと思う。

マニアックスシリーズは、マニアすぎて
どこからつっこんでいいか、微妙なんだろう、遠慮なくどうぞ(笑)

しかも今回は、ビジネス編である。


ayashibito015.gifオレの土俵だ(笑)

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼シーン別の会話 ~ビジネス編
━━━━━━━━━━━━━━━━

85頁 部長と課長 正論・進言・主張

「そういう単独行為は、どうかと思います。~中略~
これじゃあ 会社組織の意味がない。こんなことを認めるんですか、部長?」



このセリフは、課長の木内。
いっていることは、正論である。

が、前後の文脈をみれば、出し抜かれた敵愾心や嫉妬心を読み取ることができる。
部長に、個人的に進言すればいいものを、企画書を出した恭子の前で、アテツケガマシク云う。

これは いただけない。


ayashibito014.gif木内イテテ である。


女性から見てもそうだろうけれど、オトコからみても、器の小ささを垣間見るシーン。

オトコは、自身の実力を等身大で評価されるよりも、
自分の器を過小評価されることを極端に嫌う。

自分の器=仕事の実力 とはならないのが、ゆがんだ競争社会のオトコ心。
  • 自分の器 < 他人の器 
  • 自分の実力< 他人の実力

自分の器と自分の実力とを、客観的に見られるオトコは少ない。

オレもそうなんだけど、
実力は、自分が得意なところだけ平均点以上だと思い込んでおり、
苦手なところを評価されていることに、目をつぶりたくなる。

また、器についても、自分で計るものではない。当然だけど。
課長ともなると、部下も上司も、同僚もいる。

数字はもちろん、ふるまいも、言動も、そして人心掌握も含めて
いろんな観点から評価をされている。

この木内は、セリフよりも、この振る舞いが愚挙というか、うかつだ。

一方、恭子は、してやったりかもしれないけれど、
会社員としては、顛末書ものである。

オレが部長なら、恭子の案は保留とし、上司の吉田を呼びつける(笑)

そして、一番の最低点は、この部長。あろうことか、その場で
「まあいいじゃないか。一番大事なのは、業績アップ、売上げ増だよ」
などと言い放ってしまう。


ayashibito009.gif ないわー。これは。



オレは木内に激しく同情した。
このボンクラというか、お気楽部長のセリフにである。

部長であれば、一番大事なのは、自分の部下であることを、建前であれ、いわなくては。
あるいは、そういう振る舞いを実践しなくては、チームは崩壊する。
下克上で首を刈られてもしょうがない発言だ。

木内を慕う部下がいれば、社長への投書モノである。


実際、会社で一番大事なのは、株主であり、
株主のために、雇われ社長以下、利益を上げることを求められるのが、
現代資本主義においての構造だ。

利益を出して、株主に配当して、社会貢献なり還元することを求められている時代。

業績アップは、一番大事なのではなく、仕事ならアップさせて当たり前のことだ。
その当たり前のこと対して、給与が支払われている。

となると、部長がこんなことを言うべきではない(笑)

オレが木内なら、社長に直談判はしないけど、部長にはキッチリ話をつけると思う。
こんなことを前例にしては、いけないとかなんとか(笑)

そして、恭子のことは、別に何も気にしない。
「がんばっていいのつくったな。だが、あのやりかたはヤバイぞ?」くらいで。

ただ、会社風土というか、人間関係が、この組織、すでにおかしい。
部長も、木内も、恭子も。である。

とまあ、フィクションに対して、猛抗議してしまうオレ。
サラリーマンだな~。と思う次第。

ただね、サラリーマンに必要なのは、正論じゃなく、根回しですよ(笑)
根回しというか、利害調整というか、そこらへんは まあサテオキ、

ヘラヘラやってる場合じゃないだろう、部長。である。

ただ、これだけだと、木内が被害者っぽいけど

伏線というか、前フリとして

『今度ばかりは、あの木内に手柄を持っていかれたくない。そしてギャフンと言わせるような企画を作りたい。という恭子が、がんばって仕上げた企画書が取引先から正式なGOサインを受け、企画部長に報告した。』



という風に、木内もかつて恭子に対して、煮え湯を飲ましてるわけだから自業自得なんだけど(笑)

話は飛ぶけど、この会社のキーパーソンは、恭子の上司の吉田である。(妄想を断言するマニアなオレ)

実は吉田一族の会社だったりするんじゃないのか?
と、思わせる結末に向かっていく。

そこらへんは、本書にて読み取ってほしい。

恭子の上司の吉田、というオトコ、たぶん、御曹司なんじゃないかと睨んでいる(笑)
そうじゃないと、つじつまあわないんだよなー。

いろいろと。

人生につじつまを求めるオレがいう。


ayashibito062.gifオレの恋愛にもつじつまを! 

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非公開コメント

社会に籍を置くオトコたち

>ヘラヘラやってる場合じゃないだろう、部長。である。

だねー だよねーw
だけどねー

こゆひと、イパーイいますよ、現実問題(笑)

人事査定に「自己評価/他者評価」「プロセス評価」に「ヒューマンスキル」・・・
なんてカッコイイタイトルを増やしたところで、所詮企業は「売上・利益至上主義」
それはもう、営利企業である以上当たり前なんだけど。

「部長」が部長になるまでにどれだけ頑張ったのかは知らないが、
ある程度の肩書きを貰うと、とにかく「保身」に入るのが男の常套手段。
威勢よく正義振りかざして会社に抗議できるのは、大抵ヒラ(男)か女子社員。
リーマン余命あと数年、なんてところでヘタなことしたら、退職金に支障が出るか
もしくは「ちょっと早めに」肩を叩かれるか。
ただただ、ある意味地味に、数字さえ上げていれば安泰というもの。

木内くらいの中間管理職なら、部長あたりには文句も言うだろうけど
次期部長の椅子を狙っているなら、そうそう派手なことはしないね。
自分の正当性を主張しつつも、上を怒らせるようなマネはしない(できない)
そんなところだろうなぁ。
もちろん、恭子のフライングは完全に会社組織として「ナシ」だけど(笑)。
個人事業主のやることだなw(*≧m≦*)ププッ

が、女ってのは、そこが強み。
別にいいのよ、最悪会社なんか辞めたって。
保身に走って上司にゴマすり回るプライドのない男なんかに比べたら、よっぽどまし。

でも本当は、
本当の望みは、理想の会社は、
みんなで協力し合って、互いを認め合って、楽しく仕事をすること。
そんな単純なことだったりする。
いい上司がいて、言いたいことを言い合える同僚がいて、自分の居場所がある。
それが一番。

あ・・・・ごめんなさいw
闘いの連続だったOL時代の自分に戻ってしまったわ(笑)


>話は飛ぶけど、この会社のキーパーソンは、恭子の上司の吉田である。

するどいなーw
さすがマニアNo.第一号www
そうでないと、奥さん執行役員にまでのし上がらんわw(*≧m≦*)ププッ

今回も、素敵な男目線の見解、面白かったです♪ヾ(〃^∇^)ノ♪

未公開続編

>>こゆひと、イパーイいますよ、現実問題(笑)
うん、いるよ。こういう部長。パソコン使えないけど、あごで使う(笑) そんなタイプ。
木内は、ヘタレだけど、慎重で巧妙なので、そこそこやるよ(笑)
恭子は、競争心抱く相手が木内レベルだったので、結果切磋琢磨(笑)
苦労するのが、実際は、吉田。ははは。

>>理想の会社は、 みんなで協力し合って、互いを認め合って、楽しく仕事をすること。
そんな単純なことだったりする。いい上司がいて、言いたいことを言い合える同僚がいて、自分の居場所がある。 それが一番。


うん。これだと思うよ。これをまとめる人間は大変だけど。
ちょうど、団塊世代の交代の過渡期に差し掛かってるからね。
中間層の30代~バブル後入社組みの優秀な人材の絶対数が少ないんだけど(不況で就職できずに)

>>闘いの連続だったOL時代の自分に戻ってしまったわ(笑)
懐かしい話を思い出せてなにより(笑) M君は元気かな。

>>するどいなーw さすがマニアNo.第一号www

ははは。実は、この続きのシナリオがあったんだけど、長くなったので割愛した(笑)
続編は、以下のとおり。

******未発表のプロット*************
ほどなく、吉田の父が急逝し、課長から急遽経営側に電撃異動、最年少役員となる。

この後、企画部は、企画部長への離反者・造反者が多数でて混乱。
のちに、役員会に原因を訴求され、企画部長は左遷・降格。
また、株主総会では、売り上げ低迷の責任を追及され、役員の半分が入れ替わる。

その後、繰上げで木内が部長へ就任、木内派が台頭。
木内は持ち前の人脈を生かし そこそこの数字を盛り返す。

木内にライバル心を燃やす恭子も、負けじとヒット商品を連発。
恭子を育てた吉田の役員会での発言権が増す。

その後、女性登用を強力に推進した吉田の発案により
女性スタッフ中心のプロジェクトチームが成功を重ねる。

その部下を育てた恭子は、その人心掌握力を買われ、社内初の執行役員となる。
そして、その新役員誕生の祝いの席の二次会で、恭子が吉田を誘う。

その後は、本書に93頁に続く。

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恋愛についての アレコレ

はるき♪

筆者:黒い彼//HN:はるき♪ 
世の中の恋愛には 
まったく役に立たない
どうでもいい話を 

オトコ目線で 
思いつきの長文で 




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