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3年限定の恋愛

▽Category : エッセイ
肌寒い風の吹く2月の空
水で溶かしたような薄い青色

今月に入って、仕事も慌ただしくなり、ゆっくりと本を読む時間もなかった。

読みかけの本を、事務所に置き忘れてきたので、
「図書館に同じ本があるかな」
と思い出向いた。

無かった。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼終末のフール:著者 伊坂幸太郎
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

手にとった。
半分ほど読んだところで、眠気に襲われた。
30分ほど、あの世に行ってきた。

3年後に、この世の終わりが確定している。
仙台市のとあるマンションの住人の
それぞれの生きざまが、コミカルに、そしてシリアスに、リアリティーをもって展開していく。

そんな内容の前半。

残りの人生が3年だとしたら、どう生きるだろう。

「今日という日は 残された日々の最初の一日」
Charles Dederich氏の引用らしい。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼どう生きるか
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「世界中の人々が、残り3年」ともなると、
あちらこちらでパニックになり、暴動や争乱が起きる。
それを鎮圧、排除する力も働く。

  • 絶望の始まりの日に、命を絶つ者も
  • デマや風潮、集団心理の影響で移動をはじめる者
  • その場でじっと、その日がくるまで今まで通りの者
  • 仕事をやめ、蓄えを消費に当てる者
  • 喧嘩別れをして離ればなれになった家族との和解に生きる者
  • 恋人探しを始める者
  • 自暴自棄になる者
  • 復讐に残りの時間を使う者
  • 家族を失い、他人と疑似家族との団らんをする者
  • 古い友人に会う者


パニックの中で、人がどうふるまってゆくのかが、描かれている一方で、

パニックにはなっていない現代においても
「こんな人間はいる」というリアリティー

オレ自身、劇的にかわるのか、何もかわらないのか、
想像したことすらない立ち位置だ。

綺麗事もお金も、なにも通用しない時に
恋愛が恋愛として存在するか
はにまた、茶番だったと知るか

今、持ち得る想像力では足りない。
足りないのは、こうしたいという希望も、こうするという決意も

3年という限られた寿命より
現実の恋愛の方が、もっと短命であるのに


希望も決意も感じられない茶番系の恋愛が、
今の世にもごろごろと転がっている


どう?

と、世に問いかけてみたくなる。

そして、自分でも考えてみる。
「会いたい人に、会いに行く」
「今さら、何?」
と、云われているシーン

記憶も、想像も、フィクションであれ、
リアルすぎるのも、どうなんだ。


ayashibito036.gif 
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筆者:黒い彼//HN:はるき♪ 
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