松山に住んでいると、名だたる人が色々と来松される。
四国上陸と云った方がわかりやすいかもしれない。
今週は、火曜日、木曜日に講演会に出かけた。
しゃべる方ではなく、聴く方。
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▼基調講演 的川泰宣氏
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宇宙に興味があるかと自分に問えば、ある。
もちろん、星座占いをするためではなく、ただなんとなく、世間の人と変わらぬ程度の関心度。
とはいえ、日食だとか月食だとか、リアルタイムの話題には乗り遅れ、
いつもそういうトレンドとは無関係の感心ごとレベル。
火曜日の公演は、JAXAのお偉いさん。NASAの日本版の宇宙局といったほうがわかりやすいのだろうか。
はやぶさの生涯をストーリー仕立てのバックグラウンドの中、チームとしてのそれぞれの役割や
苦労された点などをエピソードに変えて、命の大切さを語る。と云うのが流れだった。
細かい話はサテオキ、全体的に楽しく話を聞けた。
その中で、印象に残った話が3つ。
ひとつめ。
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母親から生まれた命。その母親は母親から生まれ、その母親も・・・と遡っていくと、
人間ではない何か(哺乳類)から人間が誕生し、その哺乳類は・・・と遡っていくと、
ようは、多細胞生物 その前は単細胞生物 そして無。
137億年の宇宙の歴史の中で、せいぜい直近の5億年程度からの無から有への転換であるらしい。
オトコと女が一体ぜんたい、
どっからやってきたのか不思議な話である。ふたつめ
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1BIT通信について。これ、デジタルの世界では、0と1。
はやぶさが飛んでいった距離は太陽の2倍程度の距離(イトカワ)。
そこまで行って、データ送信が到着するのが17分後。
2種類のbalance装置が次々と壊れるアクシデントの中、
1BIT通信にて、Yes,Noを確認しながらの気が遠くなるほどの地道な作業。詳細はサテオキ、
講師の先生曰く、
『子ども時代から大人になっても、女性は放っておいてもしゃべるのだが、
オトコは一問一答でないと答えられない』らしい。
「宿題あるのか?」
「うん」
「算数か?」
「ううん」
「国語か?」
「うん」
こんな感じらしい。
これは恋愛においても、似たようなものであると感心した。
みっつめ。
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「教える」といいうことについて教師を引き合いに出しての話題。
- 普通の先生は 「教える」
- いい先生は 「説明をする」
- 素晴らしい先生は「やってみせる」
此処まで、ふんふんと聴いていたのだが、さらに次の段階があるらしい。
「やる気に火をつける」
いやはや、目から鱗というか、その発想はなかった。
仕事にも恋愛にも応用できそうである。
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